by 認定NPO法人 開発教育協会 (DEAR)
【リソース】おとな・ユースの アクティブ・シティズンシップ教育 ハンドブック
「気になる地域課題・社会課題がある!みんなと話したい!でもどうやって話す…?」
「何かアクションを起こしたい!ただ、何から始めたらよいんだろう…?」
そんな疑問や思いに応えるハンドブックを作りました!
地域づくりや市民活動で使えるアクティビティ集とアクティブ・シティズンシップ教育の解説
アクティブ・シティズンシップは、日本語訳をすると「行動的・能動的・積極的市民性」です。近年地域、学校、企業など、さまざまな領域で社会貢献や地域協働などが強調されます。そこには、私たち一人ひとりの行動・参加が、地域や社会をより良くし、変革していくことの期待があります。
地域や市民活動のビジョンを描き実現するために
本ハンドブックを通じて、大人のアクティブ・シティズンシップについて改めて整理したり考えたりしていただきながら、自分たちの活動や実践の文脈にあるアクティブ・シティズンシップ教育を意識化し、既に取り組んでいることを再評価し、そしてさらなる推進をしていただきたいと思います。自分と社会を変えていきたいと思う人が繋がり、日々の市民活動や社会教育実践に少しでもお役に立てればと思います。
- 発行:開発教育協会(DEAR)
- 2024年12月、A4判52頁
- 企画・編集:開発教育協会内 「ALE(成人学習・教育)プロジェクト」ハンドブック作成チーム
- 一般価格:¥3,300(図書館価格:¥6,600)(税込)
- 会員価格:¥2,640 (税込)
- 対象:実践者向け
- 詳細はこちら
こんな人におすすめ(対象)
教育・市民活動の実践者、テーマに関心のあるおとな・ユースの方
特に、NPO/NGOスタッフ、公民館スタッフ、社会教育・ユース活動に関わるスタッフ、学校教職員、社会人学生などにご活用いただける内容となっています!※市民活動団体の会議や勉強会・研修会、社会教育・ユース活動での一般向け講座などでご活用いただけます。

このハンドブックの特徴
- このハンドブックは、地域や仕事・活動の仲間と、地域・社会課題について一緒に向き合うお手伝いをします。
- ちょっとしたことでも実はすでにやっている自分のアクションや経験をふりかえることから始め、経験を再評価しつつ、継続したり新しい挑戦が見えてくるアクティビティの構成になっています。
- また、自分がモヤモヤしていることは、実はみんなの問題でもあり、社会構造や政治ともつながっています。そのことを、見える化しながら、具体的な方法や戦略を考えることができるアクティビティが収録されています。
ご注文方法
DEARの本は直販のみです。書店などには置いておりませんので(取次を通していません)、 DEARまでウェブ、ファクス、お電話にて直接ご注文ください。 詳しくはこちらのページをご参照ください。
ハンドブック内容
解説編
アクティブ・シティズンシップのための成人教育とは
アクティブ・シティズンシップのための成人教育の枠組み
実践編
アクティビティ1 私が思う、自分の地域
私たちは、自分の住んでいる地域をどのようなコミュニティだと感じたり、考えたりしているでしょうか。ワークシートを使って、自分と地域の関係を改めて確認し、お互いに共有してみます。
アクティビティ 2 地域でアクションをする上でのハードルを考える
様々な地域・社会課題に対するアクションに踏み出せないこともあります。一方で実はすでにアクションしていることもあるかもしれません。自分の経験をふりかえり、これからの「一歩」について考えます。

アクティビティ3 アクションをふりかえる
人のアクションには、きっかけとなる出来事や想い、なんらかの人との出会いがあります。すでに取り組んできたアクションについて、そのきっかけや、後押しとなった出来事や人などに目を向けながら、改めてふりかえります。その中で、自己効力感を得た経験やエンパワーされた経験を整理し、さらに他者とアクションの話を聴き合うことで、お互いにエンパワーし合います。
アクティビティ4 生活の“モヤモヤ”を共有する
私たちが普段感じている、生活のモヤモヤや気になることは、日々の中でやり過ごしてしまうことがあります。しかし、実はそれらは個人の問題だけなのではなく、社会の問題とつながっています。みんなが住みやすい持続可能な社会・地域をつくるためには、個人のモヤモヤこそが社会・地域を変える鍵になるかもしれません。ここでは、それぞれ個人がなんとなく感じているモヤモヤを共有しながら、それをどれほど変化させたいと思っているのかなど、まずは自分の思いに目を向けます。モヤモヤすることに対する自分の変化の願いを確かめ、共有します。

アクティビティ5 “モヤモヤ”を社会問題とつなげる
「アクティビティ4」で出された個人のモヤモヤを、さらに社会の問題とつなげていきます。その課題の原因、社会背景、解決に向けた動向、課題に対する多様な意見などをみんなで検討します。

アクティビティ6 私の地域をどうしたい?開発の合意形成
何をもって「よい地域」と考えるかは、立場によって多様であり、簡単に意見が一致するわけではありません。民主的な地域づくりや開発の過程には、そこに住む人や関わる人たちが会議等に参加し、合意形成プロセスを踏むことが重要になります。そして合意形成をするためには、意見の相違がある中で具体的な方策を決定していかなければならないため、「どの意見もいいよね」では済みません。
このアクティビティでは、「地域のあり方」についてまずは自分ではどうあってほしいかについてカード項目のランキングから考え、グループでその合意形成に取り組み、配慮すべきことや議論を進めるポイントなどを考えます
アクティビティ7 ”変える”ためのアクションリサーチと戦略会議
「アクティビティ4」「アクティビティ 5」を通して議論された地域の問題は、実際のコミュニティでどのように捉えられているでしょうか。アクションリサーチをすることを通して、具体的にどうしたら「変えられるか」アイデアを出し合います。
アクティビティ8 マニフェスト勉強会
政治によって、さまざまな地域・社会問題への対応に優先順位から予算がつけられ、施策が遂行されていきます。議員や政治家は、市民から選挙を通じて施策の遂行を委託されます。よって、選挙公約(マニフェスト)は、それぞれの地域・社会問題をどのように取り組むかを私たちに知らせるものであり、選ぶ(委託をする)際に重要な情報となります。自分の地域の問題が何かを定め、その対応をどの議員や政治家が、どのように遂行することを公約としているのかをまずは知ることが重要です。このアクティビティは、自らの考えを共有することが目的ではなく、公約であるマニフェストに書かれていることなどの客観的な事実を捉えることを目的とし、検討します。
資料
成人学習及び成人教育に関する勧告
第7回ユネスコ国際成人教育会議「マラケシュ行動枠組み:成人学習及び成人教育の変革力を活かすために」

