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by 認定NPO法人 開発教育協会 (DEAR)

CONFINTEAに関する国内での動き

【学会誌掲載】第7回ユネスコ成人教育会議に向けた市民社会組織によるアドボカシーの組織化過程

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【学会誌掲載】第7回ユネスコ成人教育会議に向けた市民社会組織によるアドボカシーの組織化過程

DEAR内ALEプロジェクトチームのメンバーである近藤牧子(早稲田大学・非常勤講師)が執筆した、第7回ユネスコ成人教育会議(CONFINTEAⅦ)に向けたアドボカシー活動報告が公民館学会誌に掲載されました。第 7 回会議に向けた、ALEプロジェクトチームの活動を中心とした、アドボカシー活動のプロセスを報告しています。

「第7回ユネスコ成人教育会議に向けた市民社会組織によるアドボカシーの組織化過程」
『日本公民館学会』年報第19巻, pp.118-125
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kominkan/19/0/19_19.4.2/_pdf/-char/ja

本文「はじめに」より

 ユネスコ国際成人教育会議(CONFINTEA)は、1949 年の第 1 回以来、ほぼ 12 年に一度の間隔で開催されてきており、今年第 7 回会議がモロッコ王国のマラケシュにて開催された。会議の目的は、加盟国における、2009 年の第 6 回会議以降の成人学習・教育(ALE)政策の進捗状況を把握し、生涯学習の視点と国連の持続可能な開発目標(SDGs)の枠組みでの効果的な ALE 政策の検討、そして ALE に関する新たな「マラケシュ行動枠組み」の策定と合意であった。 

 特に 2000 年代以降、国際的な合意形成を行う会議において、 市民社会が会議運営プロセスに参加をし、影響力を発揮してきている。CONFINTEA においても 1972 年の第 3 回会議後に設立された国際成人教育協議会(ICAE)が運営へのコミットをしてきている。さらに細分化すれば、各地域において、アジア太平洋のアジア太平洋基礎成人教育協会(ASPBAE)、南米地域のラテンアメリカ成人教育協議会(CEEL)、欧州のヨーロッパ成人教育協会(EAEA)をはじめ、アラブ、北米、アフリカ地域にも、成人教育の市民社会ネットワークが存在し、本会議に向けた地域準備会合へのコミットを行っている。そして国単位においても、会議準備プロセスに市民社会がいかにコミットするかも問われる。

 本稿では、この第 7 回会議に向けて、筆者が所属する認定 NPO 法人開発教育協会(DEAR)のプロジェクトチームの活動を中心にした、第 7回会議コミットに対するアドボカシー活動を報告する。

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